日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ニトリ(札幌市)が手掛ける「横向き寝が楽なまくら」シリーズが好調だ。2021年1月に発売し、シリーズ累計販売数は186万個を突破している(2024年12月時点)。
2024年4月にはオンラインと一部店舗で高通気タイプの「高通気 横向き寝が楽なまくら」(4990円)を発売。お客から「睡眠時の汗やムレが気になる」「枕は洗いたい」といった声を受け、開発した。
ニトリは、睡眠にかかわる悩みをまくらで改善したいと考え、「横向き寝が楽なまくら」シリーズの開発に着手。同シリーズの特徴は、頭にフィットする特殊な形状をしており、いびき対策として「横向き」に導きやすい構造になっていること。
横向きで寝たときの体の負担を少なくし、自然な姿勢を保てるようにしたほか、あおむけでも快適に眠れるよう、独特のくぼみが首元にフィットするように工夫している。
高通気タイプはムレ・カビ対策のほか、カバーも中材もシャワーで丸ごと洗えて乾きやすい素材を採用したことで、清潔に使い続けられるようにした。
サイズは57(幅)×11.5(高さ)×38(奥行き)センチ、重さは約980グラム。素材はポリエチレン。カラーはホワイト。
“ヤンキー特化型”ドンキが大阪に上陸 ボンタン完売の店内はドキドキか、ギラギラか
ワークマンの「着る“断熱材”ベスト」完売、人気の理由を聞いた
しまむらのスリッパは「ありふれていた」のに、なぜ100万足を突破したのか
「チープカシオ」なぜ人気? 安価だけではない、若者に支持される理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング