そこでおすすめしたいのが「職場インタビュー」です。
新人に自部署、他部署含め、これから関係するであろう人たちに、インタビューをしてくるよう指示するのです。インタビューしてくる内容としては、仕事内容、新人と関わる可能性、その人のキャリア、趣味など、新人が今後その人と話をしやすくなるような情報を得られるようにします。
もちろん、インタビューを受ける相手にも、私たちから事前に「これから新人が話を聞きにいくので、15分ぐらい付き合ってやってください」などと、根回しをしておく必要はあります。新人にとっては、会社の中で話せる人が増えるほど、会社での居心地がよくなり、新しい環境にスムーズになじんでいけるようになるのです。
【インタビューリスト】
インタビュー内容によっては、インタビューされる側も自分の仕事を振り返るきっかけになったりもするので、おすすめです。
1972年埼玉県生まれ。南ミシシッピー大学卒業後、二社での営業、講師経験を経て、2005年、研修会社ラーンウェルを設立。2010年、仕事をしながら東京大学大学院へ進学。「経営学習論」の中原研究室に参加。新人の組織適応やOJTについて研究。2013年、学際情報学修士号取得。企業研修での専門分野は「教え方」(現場でのOJTや社内講師の養成)。NBSオンライン講座「部下後輩が育つ!上手な仕事の教え方入門」、ダイヤモンド社「研修開発ラボ」等を担当。メーカー/インフラ/システム会社を中心に「メンター研修」や「中途社員の早期適応支援」を実施。家族と暮らす埼玉県比企郡ときがわ町では、仲間達と共に、地域のミニ起業家を支援。2017年より、比企起業大学を運営。主な著書に、『教え上手は、学ばせ上手』(クロスメディア・パブリッシング)、『これだけはおさえておきたい仕事の教え方』『対話型OJT(林博之氏との共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。
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