館内は「多摩川エリア」「クラゲエリア」「アシカ・ペンギンエリア」など、生息環境ごとに分類。遊園地に隣接するフラワーパーク「HANA・BIYORI(はなびより)」で繁殖したコツメカワウソを用意する。30メートルの淡水水槽を眺めながらスロープを上ると「多摩川エリア」となり、1300トンの水量を誇る大水槽を設置する。
水槽は「サンゴ礁」をテーマに、浜辺から奥行30メートルの海水面に潜っていくように歩きながら徐々に海の世界に入っていく構成となる。水槽の中に設けられる水中回廊は360度スケルトンのトンネルとなり、サンゴ礁の海を泳ぐカラフルな魚たちをさまざまな角度で眺めながら、深い海の中を歩くような没入感を体験できるようにした。
このほか、多摩川の豊かな自然環境の展示にも注力。地域の学校などと連携し、子どもたちに地元の生態系を楽しみながら学べる場も提供する。「深海・太古エリア」には、1967年にフランス政府から寄贈され、日本で初めて公開されたシーラカンスの標本を展示する。
「企画展示ホール」では、年間を通じてさまざまイベントを展開していくという。
はて? 大都会にある「サンシャイン水族館」の海水はどこからくるのか 担当者に聞いた
ぎょぎょ、水の量が多すぎる? 札幌の水族館「AOAO」で“脇役”が主役になった舞台裏
水槽の中でイワシはサメに食べられてしまうのか 水族館の人に聞いてきたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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