「東京ジャイアンツタウン」に水族館が誕生 球場と一体化?大水槽も設置(1/2 ページ)

» 2025年01月24日 11時50分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドは1月23日、「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」内に開業する水族館の施設計画が決まり、起工式を行った。3社によると、球場と一体化した水族館は国内初で、2027年中のオープンを予定しているという。

水族館に設置する高さ7メートル、幅13メートルの大水槽イメージ(出典:プレスリリース、以下同)

 東京ジャイアンツタウンは3社が共同開発を進める事業で、3月1日にオープンする球場「ジャイアンツタウンスタジアム」(メイングラウンド、サブグラウンド)を中核施設に、水族館、飲食施設で構成する。

多摩丘陵の緑に溶け込む「東京ジャイアンツタウン」の全景

 水族館はジャイアンツタウンスタジアムに併設し、地下1階地上3階建て、屋外展示を含む施設面積は9874平米で、人工海水を使用する内陸型の本格的な施設となる。

 専用駐車場や飲食施設を歩行者用ブリッジでつなぐ予定で、利用者がジャイアンツタウン内を回遊できるようにし、スタジアムの芝生外野席からはコンコースを通ってアクセスが可能となる。

球場の外野席からコンコースを通って水族館に行き来できる
飲食施設と水族館がブリッジでつながる

 水族館のテーマは「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」。大自然の海中環境を再現し、生命の源である水が多摩川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開する。全体を見て回った場合の所要時間は、1時間半〜2時間程度だという。

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