長崎ちゃんぽん専門店で知られるリンガーハットは2月14日、3月から値上げすると発表した。原材料や人件費の高騰を背景として、コスト上昇分を価格に転嫁する。
値上げ幅は10〜70円で、定番商品の「長崎ちゃんぽん」は標準価格(東京23区や沖縄などの特別価格地域を除く)で780円から820円に、「長崎皿うどん」は820円から860円に改定する。単品の「ぎょうざ」メニューはいずれも10円の値上げとなる。
一方、野菜と麺が半分の「スモールちゃんぽん」(590円)、「スモール皿うどん」(590円)や、麺増量(麺1.5倍80円、麺2倍160円)、フードコート限定商品は、価格据え置きとする。
リンガーハットは、2024年3月にも価格改定を実施した。同社は「効率的な生産やAI活用などによるコスト削減を行っているが、原材料費や人件費などの上昇で、価格を維持することが難しい」としている。
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