経費精算システムなどを提供するラクス(東京都渋谷区)は、一般のメール受信者を対象に「メールマガジン」に関する調査を実施した。B2B商材のメルマガをきっかけに商品やサービス購入、資料請求、商談をしたことが「ある」と回答したのは、43.4%に上った。
SNSについても同様の質問をしたところ、33.5%がSNSをきっかけにB2B商材の購入・資料請求・商談などを「したことがある」と回答。メルマガのほうが10ポイントほど高かった。
メルマガで紹介された商品やサービスの購入、資料請求などをしたきっかけは、「新しい商品/サービスが紹介されていて気になったから」が最多で63.3%、「キャンペーンやセールで通常の価格よりも安かったから」は61.5%、「検討中の商品/サービスが紹介されていたから」は49.5%だった。
プライベート用アドレス、会社用アドレスに分け、メールをチェックする時間帯を聞いた。会社用アドレスに届いたメールをチェックする時間帯で最も多かったのは「平日の9〜10時台」で34.4%、「平日の17〜18時台」が29.2%、「平日の11〜12時台」と「平日の19〜20時台」がともに26.4%だった。
前年の結果と比較して、「平日の9〜10時台」は前年比7.4ポイント増、「平日の17〜18時台」は前年比で4ポイント増といずれも伸長した。ラクスは「リモートワークの縮小の影響で出社・退社時に連絡を確認する習慣が戻ってきている可能性も考えられる」と分析している。
メルマガを読むかどうかの判断について、最も多かったのは「件名で読むか読まないか判断する」と答えた人で40.0%、「気付いたものは読むようにする」が33.6%、「送信元(差出人名)で読むか読まないか判断する」が31.4%だった。
調査は、全国の20〜69歳の男女の一般のメール受信者を対象に、インターネットで行った。期間は2024年12月、有効回答数は500人。
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