ベンチャーサポートコンサルティング(東京都渋谷区)は、1033人の働く女性を対象に「働く女性のキャリアビジョン」に関する調査を実施した。その結果、職場での不満1位は「給与が低い」ことで、年収については半数近くが300万円に満たないことが分かった。
現在の職場で感じている不満について、最も多かったのが「給与が低い」(43.3%)だった。次いで「職場の雰囲気や人間関係」(20.2%)、「スキルアップができない」(15.7%)、「キャリアプランを描きにくい」(14.1%)と続いた。
「給与が低い」と回答した人のうち、正社員が39.0%、契約社員・派遣社員が47.6%となり、契約・派遣社員の人の方が給与に不満を抱えている人が多いことが分かった。
現在の年収については、「200万以上〜300万円未満」(33.4%)が最多となり、次いで「300万以上〜400万円未満」(26.0%)が多くなった。半数近くが300万円に満たない現状であることが分かった。
今後のキャリア形成をどのように考えているかについては、55.3%が「現状維持」と回答した。次いで「転職する」(28.0%)、「昇進を目指す」(7.4%)と続いた。
調査は2024年10月22〜23日、正社員・契約社員・派遣社員として働いている女性1033人(正社員:516人、契約社員・派遣社員:517人)を対象に実施した。
働く女性に聞いた、仕事でのストレスの原因 「仕事が多い」「人間関係」を抑えた1位は?
職場で感謝を伝えている? 女性の約2割が「伝えていない」と回答Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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