約7割の人が、キャリアアップや昇進を諦め、仕事への熱量が下がった瞬間を経験している――。そのような結果が、コーチングサービスを手掛けるmento(東京都渋谷区)の調査で明らかになった。ビジネスパーソンがキャリアアップを諦めてしまうきっかけとは。
厚生労働省は、従業員101人以上の企業を対象に、2026年4月から管理職に占める女性比率の公開を義務化する方針を発表している。こうした中、mentoは女性社員の管理職や昇進への本音を探るべく、全国の社会人男女やく1000人を対象に、管理職や昇進に関する意識調査を実施した。
「管理職になりたい」と回答した女性は27.8%だった。男性は42.0%で、男性の方が約1割ほど管理職への意向が高い結果となった。
管理職になりたくない理由は、男女ともに最も多かったのは「仕事の責任・プレッシャーが重すぎる」で、女性は57.8%、男性は56.9%に上った。女性は「仕事とプライベートの両立が難しい」が50.8%と高く、男性よりも18ポイント上回った。一方で、男性は「昇進しても報酬が魅力的でない」が35.3%と、女性よりも5.4ポイント高い結果となった。
どれくらいまでキャリアアップ・昇進したいと考えているのか。女性管理職は「部長クラスまで」とした人が最も多く、31.3%に上った。一方で、男性管理職は「役員クラスまで」が23.4%で最も多い結果に。
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