実際に、過去2回のMakuakeでのプロジェクトの中で、応援コメント欄には「デザインにほれた」「履き心地が良かった」など、多くの人の心をつかんでいることが分かります。そして、プロジェクト終了後、undaはJOURNAL STANDARDやBAPE、Graphpaperといった若者に支持されるブランドからのラブコールを受けました。こうしたブランドとのコラボレーションが実現したことで、新しいジャンルのプロダクトとしての地位を築いていったのです。
このようにundaは、伝統と革新を掛け合わせるだけでなく、それを「誰に、どんな文脈で届けるか」を設計することで、新しい市場とユーザー層を切り開いたのです。
大切なのは、それを表層的な掛け合わせにとどめず、「誰の視点で、どのように再解釈するか」を突き詰めること。undaは、それがプロダクトの価値を左右することを証明しました。
プロダクト開発に限らず、企画や発信、事業づくりのあらゆる場面において、私たちが無意識に抱いている“思い込み”に気付くこと。そして、その構造を丁寧に見直すことができれば、目の前のモノやコトの可能性は大きく広がります。
undaのような視点の切り替えは、多くの方が「新しいもの」を創造する上での重要なヒントになるのではないでしょうか。
株式会社マクアケ PR部コーポレート広報
1984年生まれ。大手食品メーカーの営業やPR会社などを経験。PR会社では大手テーマパークをはじめ、さまざまな領域のPRを担当。2022年に株式会社マクアケへ入社。入社後は、コーポレート・サービス広報として携わりつつ、モノづくりを始めとした事業者の挑戦を後押しする広報を主に担当。
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