アイリスグループのアイリスアグリイノベーション(仙台市)は5月27日、政府備蓄米を5キロ2160円で販売すると発表した。
6月2日から、アイリスオーヤマ公式通販サイト「アイリスプラザ」とアイリスグループのダイユニカンパニー店舗(ダイシン幸町店、ユニディラゾーナ川崎店、ユニディ松戸ときわ平店)で順次販売する。
通販サイト、アイリスプラザでは5月29日から予約を受け付ける。1人1点限り、月1回までの購入で、会員登録を必須とした。
同社は2013年に精米事業に参入し、生鮮米やパックごはんを展開している。玄米の調達から精米・流通・販売までを自社グループ内で行っており、今回の政府備蓄米も「亘理精米工場」で精米するという。
農林水産省は5月27日、政府備蓄米の売り渡しが予定数量の上限に達する見込みとなったため、受付を一時休止すると発表した。同日までに、イオン、スーパーを展開するヤオコーやオーケー、イトーヨーカ堂、PPIH(パン・パシフィック・インターナショナル ホールディングス)、サンドラッグ、楽天グループなど計33社が申し込んだ。
ファミリーマートでは政府備蓄米を1キロパック400円(税抜)で販売する。PPIHが展開するドン・キホーテでも備蓄米を販売する予定だ。
ファミマ、1キロ400円で備蓄米販売 ドンキも1万5000トン申し込み
なぜフジテレビは失敗し、アイリスオーヤマは成功したのか 危機対応で見えた「会社の本性」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング