ローソン、“古米おにぎり”発売 「多くの方に試してほしい」

» 2025年06月03日 16時50分 公開
[米倉志保ITmedia]

 ローソンは6月3日、2023年産以前の古い米を使った「塩にぎり」を発売すると発表した。政府備蓄米は使用せず、市場の古米を調達する。手軽に古米を試してみたいという顧客のニーズに対応する。

竹増貞信社長(一番右)(編集部撮影、以下同)

 1年以上前の米を使用した「ヴィンテージおにぎり」を7月から関東限定で販売する。「古米、古古米などをヴィンテージ米と呼ぶことにした」と、ローソンの竹増貞信社長は説明した。パッケージには「Vintage 2023(例)」と記載し、何年産の米を使用したか分かるようにする。

「ヴィンテージおにぎり」イメージ

 販売価格は120円程度を想定する。竹増氏は「できる限り多くの方に安価な価格帯で提供したい」とした。

 随意契約で申請している2021年産の米も入荷次第、全国で販売する。価格は2キロパックが700円(税別)、1キロパックが360円(税別)の予定。入荷後最短3日で関東から販売し、1週間で全国展開を目指す。1店舗当たり30〜40パック販売するという。

政府備蓄米を販売する

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