60代は、Web検索に次いでメールマガジンを情報収集ツールとして使っている人が多い――そんな結果が、中小企業向けDX支援サービスを提供するライトアップ(東京都渋谷区)と、メッセージプラットフォームを提供するユミルリンク(東京都渋谷区)の調査で分かった。
「メールマガジンをきっかけに取った行動はあるか」という質問に対しては、「Webでクーポンを利用する」(47.6%)や「気になった商品やサービスをWebで購入・申し込みする」(40.5%)が上位に。ライトアップとユミルリンクが1年前に実施した同様の調査と比べ、メールをきっかけとした購買行動が活発化していることが分かった。
メールマガジンをきっかけに、1回の買い物で最大どれくらいお金を使うことが多いのか。
気になった商品・サービスをWebで購入する場合だと、「2000円以上4000円未満」(22.7%)が最も多く、「1万円以上」(20.7%)が続いた。
店頭に見に行くようなケースでは、「2000円以上4000円未満」(33.2%)や「4000円以上6000円未満」(19.2%)が上位に。
「商品やサービスを探すとき、どのメディア・ツールで情報収集するか」に対しては、39歳以下は「YouTube」や「Instagram」「X」の割合が高く、40歳以上は「Web検索」の割合が高かった。60代では、「メールマガジン」(38.1%)で情報収集する人が「Web検索」(73.3%)の次に多かった。
「商品購入やサービス利用を検討する際に、企業・ブランドの公式アカウント・Web媒体の中で、最も信頼できると感じるものはどれか」では、「メールマガジン」(16.3%)が最も多く、「YouTube」(16.2%)、「Instagram」(13.7%)、「X」(13.7%)が続いた。
「企業やブランドのメールマガジンに期待する情報」は「自分にとって役立ちそうな情報」(56.1%)が最も多かった。「クーポン・セール情報」(44.9%)、「ポイントに関する情報」(41.0%)が続いた。
本調査は5月1〜2日、企業やブランド、店舗などのメールマガジンを登録している20歳以上の男女1109人を対象に、インターネットで実施した。
「メルマガ」きっかけで購入経験あり4割超 開封する“決め手”は?
お金を払えばテレビに出られる? 広報を狙う「悪徳営業」の実態Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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