「丸亀製麺」「コナズ珈琲」などを展開するトリドールホールディングス(東京都渋谷区)は7月2日、グループ約1000店舗でiPad顔認証打刻システムを導入したと発表した。従業員約3万8000人が利用する。
顔認証打刻の導入で、店舗のPCだけでなくiPadや一部の貸与携帯などでも操作可能となる。同じタイミングに出勤・退勤が集中する場合でも、スムーズに打刻できるようにした。
これまで、従業員の満足度向上や適正な労務管理を目的に、指紋認証や静脈認証を試験的に導入してきたが、調理環境などによって読み込みが困難になるといった問題があったという。
同グループは、「お客さまに向き合う時間をより捻出するためにデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む」としている。
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勤怠の打刻方法、人気1位は「スマホから」 従業員はどんな機能を求めているのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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