就活情報サイトを運営するキャリタス(東京都文京区)は、2027年3月卒業予定の大学生・大学院生(現大学3年生、修士1年生)を対象にインターンシップ等に関する調査を実施した。その結果、情報収集を始める時期は「3年生の4月」に集中していることが分かった。
インターンシップなどの募集情報(募集企業)を具体的に探し始めた時期は、「大学3年生の4月」(大学3年の項目に修士1年を含む)が最も多く、39.2%に達した。2年生の3月までに開始した学生は合計は27.7%だった。
情報の入手先としては、「就職情報サイト」が最も多く、93.2%だった。「企業のHP」(60.2%)や「就職準備イベント(インターンシップイベント)」(54.1%)が続いた。その他にも「大学内のガイダンス、キャリアセンター」(32.7%)、「先輩・友人・知人」(25.6%)、「SNS」(21.6%)などが挙がった。
応募にあたり、プログラムの概要(日程・形式など)や内容以外で確認する企業情報として最も多かったのは「事業内容」(81.5%)だった。「入社後の待遇(給与・福利厚生)」(61.7%)、「年間休日・ワークライフバランス」(59.1%)が続いた。
既に参加が決まっているものも含め、今後の参加意向を日数別に聞いた。「1日以内のプログラム」が最も多く、89.6%だった。「2〜4日間のプログラム」は84.2%、5日間以上のプログラム」も79.8%に上った。
インターンシップに参加したいと考えている時期は、文系・理系ともに「8月」(文:87.5%、理:86.5%)と「9月」(文:87.7%、理:87.8%)が最も多かった。秋以降は、理系に比べ文系の割合がやや高くなる傾向も見れらた。
本調査は7月17〜25日、2027年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)1057人を対象に、インターネットで実施した。
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