上司に憧れるビジネスパーソンは13.7%――そんな結果が、装着型センサーなどを手掛けるMENTAGRAPH(東京都中央区)が実施した調査で分かった。背景には、管理職が思う「上司がやるべきこと」と、非管理職が思う「上司に求めること」の差があるようだ。
「上司は分からないことを事前に教えるべき」と回答した割合は、管理職が34.9%、非管理職は46.9%だった。非管理職が12ポイント高い結果となった。
「上司は手取り足取り教えるべき」と回答した割合は、管理職が31.5%に対し、非管理職は40.3%という結果に。非管理職は、より直接的なサポートを求めている傾向がうかがえる。
「上司は自分に合った仕事を振るべき」と回答した割合は、管理職は48.1%、非管理職は55.7%だった。MENTAGRAPHは「非管理職の6割近くが、自分に合わせた配慮を期待している」と分析した。
調査は2024年12月3〜17日、22〜65歳の管理職900人、非管理職900人を対象にインターネットで実施した。
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「1on1をすれば大丈夫」は間違い 若手の心理的安全性を高める“3つの説明”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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