――会議室や応接室に通された際、新入社員などは特に「上座・下座」で迷うことが多いようです
「入口から最も遠い席が上座、最も近い席が下座」ということは聞いたことがある人も多いと思います。訪問する側が目下の立場である場合、入口近くの席に座ることを意識すれば大きなミスは起きないでしょう。
応接室で長椅子と一人掛けの椅子が対になっている場合は、「長椅子が上座」と覚えておくといいですね。確実なのは、自分から先に座らないことです。顧客を「あちらの席にどうぞ」と上座へ案内し、相手が着席したのを確認してから自分が座るようにすれば、席次を間違えることもなくなります。
――訪問先の方から上座を勧められた場合は、どう対応すればよいですか?
その場合は、遠慮しすぎずに「ありがとうございます。失礼いたします」とお礼を述べて、勧められた席に座って問題ありません。「いえ、私は下座で……」といった過度な謙遜のやり取りは、かえって相手に気を遣わせてしまうこともありますので、素直に相手のご厚意に甘えるほうがスマートです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング