日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
家電メーカーのバルミューダ(東京都武蔵野市)は、ポータブルLEDランタン「Sailing Lantern(セーリングランタン)」を発表した。同商品は、Appleの最高デザイン責任者を務めたサー・ジョニー・アイブ氏が率いるLoveFrom(米国)と共同開発した。価格は55万円で、1000台の数量限定で展開する。
セーリングランタンは、美しさと機能性を兼ね備え、クラシックな海洋デザインを加えて制作。デザインでは、光の質にこだわったという。2つのLEDとデジタル制御システム、充電式バッテリーを組み合わせることで、炎やフィラメントが持つ温かさと、実用的な光を再現した。
メンテナンスや分解、修理が容易で、使用を終えた際にはリサイクルできるように設計。1つのダイヤルで、明るさと色温度(暖色〜温白色)を調整できるようにした。
素材は品質と耐久性を重視。磨き上げたガラスと、電解メッキ仕上げによる高い耐久性を施した精密加工ステンレススチールを採用した。
充電時間は約2.5時間、連続使用時間は約4〜150時間(最大照度〜最小照度)。サイズは直径11.3センチ、高さ17.4センチで、カラーはゴールドのみ。
米国、英国、欧州、韓国、日本などで展開する。日本では、バルミューダのWebサイトと旗艦店BALMUDA The Store Aoyama(東京・南青山)のほか、ブランドショップ各店(松屋銀座、阪急うめだ本店、大丸神戸、ジェイアール名古屋タカシマヤ)で販売する。
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