阪急阪神百貨店(大阪市)は今秋、阪神梅田本店の地下1階・1階の食品フロアをリニューアルオープンする。
阪神梅田本店は、1933年に開業した商業施設。2018年に現在のビルでの営業を開始し、2024年12月下旬から段階的に改装を進めている。
今回のリニューアルでは、1階を「全国各地のグルメがそろうローカルフードの聖地」、地下1階を「どんなものでもそろう王道デパ地下の進化版」として整備する。
1階は、ローカルフードを「バイヤーがセレクトした全国のおいしいものを集めて編集」「新たなローカルブランドを育成し発信」「ローカル食材を生かした新しいブランド開発」「老舗と取り組んだ新たな名物の提案」という4つの側面からとらえ、フロア全体で展開する。
10月4日に地下1階から1階へ移転・拡大オープンした「うまいもんみっけ」は、全国のローカルフードがそろう売り場だ。1階への移転を機に面積を約1.5倍に拡大し、ご当地冷凍餃子に加え、冷凍麺コーナーを拡充。名古屋のきしめんやナポリタン、富山のブラックラーメン、沖縄そばまで約50種をラインアップ。オープンに合わせて開発した「グリル梵」のハンバーガーなど限定品も用意する。
11月5日にオープンする「スイーツファーム」では、「名作絵本のクッキー缶セレクション」「ANKO and」「六本木アマンド」「母恵夢 おおさか」など、今後ヒットが期待されるスイーツショップが集まる。
11月12日には、静岡産の牛乳にこだわった「あさぎり牛乳」、淡路島の藻塩を使用した「ソルトラ」、赤福が運営する「五十鈴茶屋」がオープンする。
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