企業の新商品・サービスの挑戦を支援するプラットフォーム、Makuake。ここでは日夜、新たなコンセプトを持った商品が企画され、ユーザーの厳しい目にさらされている。多くの支持を集めた商品にはどのような特徴があるのか。本連載では既に終了したプロジェクトを振り返り、成功の要因からプロダクト開発の近未来を探る。
私たちの日常は、多くの物であふれています。そんな日々を当たり前のように過ごしていると、つい見過ごしがちですが、実は「小さな不便」が積み重なっています。この「小さな不便」にこそ、日常を豊かにするヒントが眠っているのかもしれません。
サンワサプライ(岡山市)が開発したある電源タップが、SNSで大きな注目を集めました。これまで差し込み口が等間隔に並んだ電源タップでは、プラグを並列に挿すのが当たり前でしたが、同社は“さまざまな幅・角度からプラグを差せる”新構造を採用したのです。
同社公式Xアカウントが投稿した紹介ポストには約9.7万件の「いいね」が付き、「その手があったか!」「画期的!」「机周りのストレスが減りそう」など、多くの反響が寄せられました。
株式会社マクアケ キュレーション局 キュレーター
鳥取県出身。それぞれ100年以上続く木工所と農業関連の企業を営む両親の元で生まれる。株式会社マクアケ入社後、キュレーターとして数多くのプロジェクトに携わる。
2021年10月より中四国拠点の責任者として、主に中四国地域のプロジェクトサポートを行う。
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