優秀で代替が効かない人材なら、柔軟な対応で引き止めるべきだ。完全リモートを特例として認める選択肢もあるだろう。
一方、リモートを言い訳に仕事をサボる部下もいる。連絡が取れない、締切を守らない、成果が出ない。こうした部下は、出社義務化を機に見極める必要がある。たとえマイクロマネジメントになったとしても、細かく管理しよう。
ただし安易に「嫌なら辞めろ」という態度は危険だ。SNSで悪評が広まれば、採用に悪影響が出る。
「あの会社はリモート詐欺」
「時代遅れのブラック企業」
こんなレッテルを貼られたら、優秀な人材は寄り付かない。
大切なのは、会社の方針を明確に示しつつ、個別の事情に耳を傾けることだ。画一的な管理から、多様性を認める経営への転換。これが令和時代の組織運営である。
最終的な判断は、その部下の価値観による。会社側も、全ての要望に応えることはできないのだから。
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
新入社員「Web会議でカメラオンにする必要なくないですか?」 上司のあなたはどう答える?
部下から「給料を上げてください」と言われたら、上司のあなたはどう返す?
「お前はどうしたい?」しか言わない上司の自己満足 「考えさせる風」コミュニケーションが招く悲劇
部下が相談する気をなくす、上司の無神経な「たった一言」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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