ホンダ、「スーパーカブ」後継モデルを発表 50cc消滅時代にどう挑む?(1/2 ページ)

» 2025年10月16日 17時04分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 ホンダは16日、11月から適用される新たな排ガス規制に対応した原付きバイク(原動機付き自転車)の新製品を発表した。発売されるのは1958年に販売を始めた50cc以下の人気車種「スーパーカブ」シリーズの事実上の“後継モデル”など4車種。排気量は110ccだが最高出力を4キロワット以下にして、速度も抑えることで従来の原付き免許での運転も可能とした。

photo 11月からの新たな排ガス規制に対応したホンダの原付きバイクの新製品にまたがる同社社員=16日、東京都江東区(永田岳彦撮影)

 ホンダは、50cc以下の原付き市場では国内シェア首位で、新基準対応の新商品を他社に先んじて投入することで、引き続き市場を牽引(けんいん)したい考えだ。

 原付きの製造子会社「ホンダモーターサイクルジャパン」の室岡克博社長は「新基準原付きといえば『ホンダ』といってもらえるようにしたい」と意気込みを見せた。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR