イオンは10月28日、大型セールの「超!ブラックフライデーセール」を開催すると発表した。全国のイオンやイオンスタイルなど約600店舗とオンラインショップで最大11日間展開する。
昨今の物価高対策として、半額や割安商品を多く展開する。その一方で、推し活やこだわり消費といった、自身の興味関心に合った商品は積極的に購入するという消費マインドを踏まえ高額商品も展開する。
イオンがブラックフライデーの目玉商品として販売するのが「光則MITSUNORI 純金 銚子セット」だ。金額は5057万8000円で、予約販売による先着10セット限定。近年、金の需要が高まっていることに加え、同社のブラックフライデーセールが10周年を迎えるため、その記念として販売する。
金商品の展開には昨年から力を入れている。商品の種類数も昨年の8種類に対し、今年は20種類(両年ともジュエリーは除く)を用意。全て予約を受けて販売する。
イオンの担当者は、金商品について「もともと人気が高い商品ですが、中でも貨幣やゴールドバーが人気です。金の需要が高まっていることを受け、投資や資産目的での保有があると思います」と話す。
銚子セット以外にも高額商品が並ぶ。「光則MITSUNORI K18おりん」は768万6800円、「純金 鏡富士小判100g」は549万7800円となっている。その他にも50万円を超えるようなネックレスなど高額な金商品が並ぶ。ターゲットは40〜60代の現役で働いている人を想定しているという。
イオンは今回のブラックフライデーの売り上げ目標を昨年の20%増に設定した。物価高という向かい風が吹き続ける中で、価格帯も商品も幅広いラインアップを用意しクリスマスまでの商戦に臨む。
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