2025年の飲食料品値上げは、前年実績比で1.7倍程度の2万1000品目弱で着地する見通し。値上げへの理解が進んだことや、本体価格の見直しなど価格体系の再編を行う企業・商品が増えたことが、品目数の大幅な増加につながった。
2026年の値上げ予定品目数は、10月31日までに判明した分で500品目を超えるものの、前年同時期に判明していた2025年の1250品目には届かず、前年を下回る水準で推移している
ただし、原材料費や賃上げによるコスト増を吸収できないと判断した場合、メーカー各社が来年以降に値上げに踏み切る可能性もある。帝国データバンクは「値下げや価格据え置きを維持可能な好材料には乏しく、2026年も値上げが続く可能性がある」とコメントしている。
品目数と値上げは各社発表に基づき、価格据え置き・内容量減による「実質値上げ」も対象として分析・集計した。
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