西武鉄道の小手指車両基地(埼玉県所沢市)に今年8月、東急電鉄から譲り受けた東急9000系の中古車両が到着した。省エネ性能の高い「サステナ車両」の導入計画の一環で、改造を施したのち、西武7000系として運行を開始する。また、別の東急9000系の車両も、東急の長津田車両工場(横浜市青葉区)で改造が始まっており、今後、西武に引き渡される予定だ。
東急を離れて西武で再出発する車両が姿を変えていく様子を、カメラで追った。
西武がライバルの私鉄から中古車両を譲り受けるのは、今年5月に営業運転が開始された8000系(旧小田急8000形)に続き2度目となる。
今回譲渡された東急9000系は1986年に登場。同社初の交流モーターを採用された。平成25年まで東横線で活躍し、現在は大井町線で使用されているが、新型車両の導入が進み、その数は減りつつある。
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