――ファッション業界は猛暑の長期化など気候変動対応も大きな課題だ
「9月、10月前半はほぼ夏に近い。そういう捉え方で、色は秋物で夏用の冷感の機能性素材の商品を投入したり、あとはレイヤード(重ね着)が非常に重要なキーワードだ。インナーとパンツに、脱ぎ着が簡単にできるカーディガンやニット、ベストなどの商品を合わせるコーディネートを提案していく。気温が18度を切ってくると冬物が動く。31度を超えてくると夏物が動く。その間をどう埋めるかが大事だ」
――物価高の長期化で衣料品に対する消費者の目線は厳しくなっている
「われわれが新しく掲げている『SUITing(スーティング)』という考え方では、機能素材で自宅でも洗濯可能な1着のジャケットに対し、インナーが3枚、パンツが2本で5日間をしっかり着まわせて、他の人とかぶらない着回しのスタイルを提案している。こうした商品をまとめて買うことで経済的にお得だということもお客さまにお伝えしていきたい」
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