では、若手社員が安心して考えを伝えられる職場にするにはどうすればよいのか。
周囲の社員と業務以外のコミュニケーション機会が「頻繁にある」若手の87.9%は、安心して自分の考えを伝えられると回答した。逆に「あまりない」と回答した若手は半数以上が伝えにくいと感じ、「ない」と答えた若手では伝えにくいと感じる人が85.6%に上った。
業務以外のコミュニケーション頻度が多いほど、心理的安全性が高い職場になることが分かった。
また、勤務先企業で社員の挑戦を歓迎し、失敗を許容する文化があると「感じる」と答えた割合は15.1%、「やや感じる」は40.1%だった。
失敗を許容する文化があると「感じる」若手の84.8%は、自ら考え実行していた。一方「あまり感じない」層では半数以下にとどまった。「感じない」層では、自ら考え実行していない人が83.7%に上った。
失敗を許容する文化の有無も、若手社員が安心して自分の意見を伝えられるかどうかに関わると分かった。
上司や先輩から、ミスや失敗の指摘だけでなく、良かった点や今後に生かせる前向きなフィードバックを「受けている」若手では、86.2%が自ら考え行動していた。これに対し、前向きなフィードバックを「どちらかといえば受けていない」若手では、64.0%が自発的に行動しておらず、「受けていない」層では85.7%が行動していなかった。
これにより、前向きなフィードバックの有無も主体性発揮に影響していると明らかになった。
ALL DIFFERENTは、若手社員が発言・行動しやすい職場環境にするためには「リーダー自身が傾聴を徹底し、社員が相談や質問したことに感謝を伝えることから始めると良い」と指摘。他部署との交流会や社内イベント、部活動、オンラインでの雑談チャットなど、業務外のことも会話できる機会を設けることや、定期的な1on1ミーティングも効果的だとした。
本調査は8月1〜27日、社会人1〜4年目の就労者1793人を対象にインターネットで実施した。
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
部下「出社義務化なら転職します」 上司は引き止めるべきか、去ってもらうべきかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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