高騰が続くコメ価格を巡り、コメ卸大手のヤマタネの河原田岩夫社長は28日、「今後は価格競争が予想される」と指摘する一方、大幅な下落は否定し、高値水準が継続する見通しを示した。2025年産米の増加などで需給が緩んでおり、特売の動きなども出始めるが、高値で仕入れたコメを本格的に値下げ販売するには至らないとの見立てだ。政府が食料品高騰対策で自治体に促している「おこめ券」の発行が、業者の値下げ意欲を減退させかねないとの懸念も出ている。
河原田氏は同日開催した決算説明会で、コメの需給や価格見通しについての見解を述べた。足元の需給は「緩んでいる」と強調し、特売などが活発化することを見通しつつ、価格については「すぐに大幅下落することはない」と述べた。念頭には、政府のコメ政策の動向があるとみられる。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング