この記事は、中村将貴氏の著書『パッとロジカルに考えるための 瞬間論理的思考トレーニング』(SBクリエイティブ、2025年)に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
「論理的に伝える」ための第一歩は「伝えることのゴールを設定する」ことから始まる。論理的であるかどうかはゴールに向けて理路整然と話が整理されているかに左右されるが、このゴールが定まっていない限り、論理的かどうかの判断もつかないからだ。
では、具体的にビジネスシーンにおけるコミュニケーションのゴール定義として、どのような例があるかを以下に示したい。
このようなゴール定義は「さらに先のゴールにつながっていること」かつ「現実的に達成可能なゴールであること」が重要である。
例えば、新規顧客から自社が販売するソフトウェアについての問合せを受けた際の最終的なゴールは「扱っている商品・サービスの販売をすること」などが挙げられるだろう。
一方で、例えば電話などで問合せを受けた際にその時点で販売まで至るケースは多くはないだろう。
従って、まずは次回の商談のアポを取り、デモンストレーションを見せるといった現実的な目標をゴールとして設定し、そのゴールを目指したコミュニケーションを意識することが重要となる(もちろん、その時点で販売に至ることができそうであればそれに越したことはないが、通常、無理なシチュエーションに顧客を無理やり誘導しようとすると、むしろチャンスを失うことにつながる)。
従って、そのビジネスコミュニケーションに応じた適切なゴールを設定することが「論理的に伝える」上での第一歩となる。
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
部下「出社義務化なら転職します」 上司は引き止めるべきか、去ってもらうべきか
オンライン会議中に宅配を受け取る新入社員 叱っていいのか、悪いのか?
「残業キャンセル界隈」名乗る若者が増加中…… 上司はどう向き合うべき?
部下から「給料を上げてください」と言われたら、上司のあなたはどう返す?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング