山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
東京23区における不動産価格の高騰は、とどまる気配がない。新築マンションの平均価格は2023年に1億円を突破し、直近(2025年1〜11月)では1.3億円台を推移している。相場を引き上げているのは、再開発で乱立するタワマンだ。湾岸・都心のタワマンは2億〜3億円以上の物件が飛ぶように売れ、今や下町のタワマンも“億ション”である。
昨今の相場を「バブル」と呼び、崩壊を危惧する意見も聞かれる。金利上昇も需要を押し下げる要因になり得るだろう。一方、供給数が限られるため、価格は上昇し続けるという意見もある。都内のマンション、タワマンの価格はどこまで上昇するのか、または暴落するのか。
東京23区におけるマンションの平均価格は、新築・中古ともにタワマンなど一等地の物件が相場を引き上げている。勝どき駅から徒歩10分の場所では、地上53階建てのツインタワーからなる「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」が建設中で、2026年11月の竣工を予定している。第3期1次販売では、3LDK(133平米)の物件が約5億円で販売中である。
2024年末に竣工した地上35階建ての「クラッシィタワー新宿御苑」では、1LDK+Sの物件が1億6900万円、3LDKの物件は25億円で売り出し中だ(ペントハウスで200平米を超えている)。
下町でもタワマンの建設が相次いでおり、駅前の商店街や古い商業施設の跡地で再開発が進む。東武東上線の大山駅周辺では「シティタワーズ板橋大山」の2棟が竣工済みだが、65平米の3LDKが1.2億円弱、72平米の3LDKが1.6億円弱で販売されている。
低層マンションも価格が高騰しており、上板橋駅から徒歩6分の9階建てマンション「パークホームズ上板橋」に関しては、3LDKを7900万〜1億円台で販売するという予告広告が出ている。
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