受発注管理や在庫管理、経理処理など、社員が日々の業務で使うアプリケーションやプログラム(以下、アプリ)を、企業はどのように用意しているのか。
ITツールの開発・提供などを手掛けるサイボウズ(東京都中央区)の調査によると、国内企業の63%がアプリ開発の「内製/内製化」に取り組んでいることが分かった。
IT部門以外の現場社員が自ら業務アプリを開発・改修する「市民開発」に取り組んでいる企業は38%にとどまった。一方で「市民開発」という用語自体の意味を理解していない回答者が約3割を占めた。
サイボウズは「『市民開発』がIT部門視点の用語であるため、非IT部門においてアプリケーション開発を推進している担当者は、自身が『市民開発』を実施しているという認識が低いと思われる」と指摘した。
アプリ開発の基本方針については、外部委託や完全外製とする「外製指向」が21%だったのに対し、完全内製または内製優先の「内製指向」は78%に上った。サイボウズは「企業が外部委託に限界を感じ、内部での開発力を育成し始めている」と分析した。
では、市民開発を行っている企業はどのようなツールを使っているのか。自社にとって重要なツールとして最も多く挙がったのは「ChatGPT」(10%)だった。以降「Azure AI/Azure OpenAI」(9%)、「kintone」「Google Gemini」「Power Apps」(いずれも6%)が続いた。
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「AI? 結局業務にはあまり使えないでしょ」と嘆くマネジャーが見落としている決定的な視点Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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