7社に1社が「早期・希望退職」を募集 ミドル世代の約半数が「メリット多い」と感じる理由は?

» 2026年02月20日 05時00分 公開
[ITmedia]

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 マイナビは2025年に転職した40〜50代の正社員、及び従業員3人以上の企業を対象に「ミドルシニアの希望退職に関する意識調査」を実施した。その結果、2025年に「退職勧奨を伴う早期・希望退職制度の募集」を実施した企業は15.5%で、7社に1社以上に達したことが分かった。

希望退職についてミドル世代はどう考えている?(提供:ゲッティイメージズ)

 早期・希望退職を募集した企業の従業員規模は「301人以上」が最も高く、18.9%に上った。

 なお「早期退職」は従業員が定年前に自らの意思で退職すること、「希望退職」は企業が経営状況に応じ、期間を限定して従業員の自主退職を募る制度を指す。

直近1年間の退職勧奨を伴う早期・希望退職制度の募集実施有無(出所:プレスリリース)

 40〜50代の正社員のうち「希望退職は自分にとってメリットが多いと思う」と回答した人は48.2%に上った。理由は「自分に合う職場なのか検討するチャンスになる」(49.3%)、「転職がしやすくなる」(38.5%)が上位に挙がった。

 一方「希望退職はメリットが多いとは思わない」と回答した人の理由で最も多かったのは「再就職先が見つからないリスクがある」(41.3%)だった。「収入が不安定になる」(38.8%)、「心理的なストレスを感じる」(36.3%)が続いた。

希望退職は自分にとってメリットの方が多いと思うか
希望退職がメリットが多いと思う理由/思わない理由

 希望退職を前向きに捉えた層とそうでない層で、キャリア意識にも差が見られた。「希望退職はメリットが多い」と答えた人のうち、「自身のキャリアの方向性が明確だ」とした人は58.2%に上った。一方、前向きに捉えていない層では38.8%にとどまった。

 「今回の転職で理想のキャリアに近づけたと感じている」と答えた割合は、希望退職を前向きに捉えた層では51.8%だった。一方、否定的な層では25.1%と、26.7ポイントの差が生じた。

希望退職の捉え方別、キャリアの方向性、理想キャリアへの接近実感について

 マイナビは「早期・希望退職について、ミドルシニア層の受け止め方は一様ではなく、希望退職を自身のキャリアにとって良い機会だと前向きに捉える人と、再就職やその企業でのミスマッチに不安を覚える人で捉え方が分かれている」とコメントした。

 本調査は2025年12月16〜25日、正社員として働く40代〜50代のうち2025年に転職した576人を対象にインターネットで実施した。企業への調査は2025年12月17〜22日、従業員数3人以上の企業で2025年に中途採用業務を担当した人事担当者1500人を対象に行った。

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