ドコモ3G終了まであとわずか、高齢者中心50万回線争奪戦に 各社攻勢、「0円」端末も(1/2 ページ)

» 2026年03月07日 06時00分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 NTTドコモが31日に第3世代(3G)通信システムのサービス提供を終了するのを前に、携帯大手による乗り換え獲得競争が激化している。3Gからの移行では、端末の大幅割引が特例として認められており、各社ともほぼ無料で提供するキャンペーンを展開。「ガラケー」を持つシニア層を中心とした約50万回線の個人利用者が狙い撃ちにされ、ドコモは厳しい撤退戦を強いられている。

楽天はシニア向けのユニークなサービス

 「いただけるものはいただきたい」

 ソフトバンクの宮川潤一社長は2月の決算会見でこう強調した。

 3Gは基本料金が約1500円で比較的安価で維持できるのが利点だった。利用者は、スマートフォンに消極的なシニア層が大半だが、料金の安さなどから通話メインの2台目としてあえて所持するITリテラシーの高い層も含まれる。

 いずれも、いったん契約すると長期利用につながる可能性が高く、宮川社長は「3G回線利用者は(短期間で乗り換えを繰り返す)ホッピングユーザーではなく、積極的な獲得は理にかなっている」と語る。

 ソフトバンクやKDDIは3Gからの乗り換えで、一部機種を「1円」や「0円」で提供。KDDIは格安ブランドの「UQモバイル」で3Gからの乗り換え専用の割安プランを昨年9月から始めている。

 昨年末に念願の1千万回線を突破した楽天モバイルは、シニア向けプランでオレオレ詐欺の損害賠償請求や再発防止にかかる費用を一部負担する保険を無償で追加するなど、ユニークなサービスを展開している。

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