「AI上司でも問題ナシ」51.9% 効率化に期待する声多く(1/2 ページ)

» 2026年03月17日 05時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスマッチングサービスを運営するフロンティア(東京都渋谷区)は、「AI上司のマネジメント」に関する調査を実施した。その結果、AIが上司としてマネジメント業務を行うことに賛成する人は51.9%に上ることが分かった。

AI上司についてどう思う?(提供:ゲッティイメージズ)

 AI上司に賛成する人の内訳は「とても賛成」が8.6%、「やや賛成」が43.3%だった。一方で「やや反対」は34.2%、「とても反対」は13.9%だった。

AIが上司としてマネジメント業務を行うことについてどう思うか(出所:プレスリリース、以下同)

 「AI上司は組織の中でどのような位置付けで活用されるのが最も適切だと思うか」を、部下を持つ上司(マネジメント層)と部下を持たない一般社員(非マネジメント層)に分けて聞いた。

 1位はいずれも「人間の上司を補完するマネジメント支援役」(マネジメント層:25.0%、非マネジメント層:25.8%)だった。以降、マネジメント層では2位「一部の管理・判断を担うサブマネジャー」(21.6%)、3位「特定の業務に限定して使われる専門ツール」(19.4%)が続いた。

 一方、非マネジメント層では2位が「上司という立場での活用は難しい」(21.7%)で、上司と部下で意識の差があった。

 フロンティアは「『仕事を楽にしてくれるなら良いが、上に立たれるのは嫌だ』という本音が、AI活用の成否を分けるポイントになる」と指摘した。

AI上司は組織の中でどのような位置付けで活用されるのが最も適切だと思うか

 AI上司の支持や判断に従って業務を行い、失敗や損失が生じた場合の責任の所在については、マネジメント層・非マネジメント層ともに、1位は「AI上司を導入・運用している経営層・会社」(マネジメント層:35.6%、非マネジメント層:37.6%)だった。以降「判断内容や状況によって異なる」(同:18.0%、24.2%)、「AIの判断・仕組みそのもの」(同:16.6%、16.3%)が続いた。

AI上司の指示や判断に従って業務を行い、失敗や損失が生じた場合、最も責任があると感じるのは誰か

 直属の上司がAIに置き換わった場合、組織や日々の業務で期待する改善については、マネジメント層では「報告・連絡・承認プロセスの効率化・スピードアップ」が最も多く41.2%に達した。一方、非マネジメント層では「公平な評価や指導が行われる」が最多で34.0%だった。

もし直属の上司がAIに置き換わった場合、組織や日々の業務においてどのような改善が期待できると思うか
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