ファミリーマートは3月から、アルバイト店員の募集原稿の作成を効率化する生成AIシステムを全国で導入した。人材関連事業を展開するパーソル(東京都港区)が提供する採用管理システム「AI原稿サポート機能」を採用し、原稿作成にかかる時間を約10分の1に短縮する。
店長が「短時間勤務可能」「久しぶりのお仕事復帰を応援」といったキーワードを選択・入力すると、AIが最適なPR文を自動作成する。求職者の属性に応じて訴求内容の調整も可能だ。例えばシニア層には「やりがい」、学生には「柔軟性」といった要素を強調し、募集意欲の向上につなげる。
近隣店舗の時給を地図上で確認できる「時給相場マップ」も備える。コンビニ以外も含めた近隣店舗の時給や募集文言を可視化することで、競合との差や地域の採用トレンドを把握しやすくする。加えて、応募通知をLINEで受信できる「LINE通知機能」で応募から面接までの対応を迅速化する。
ファミマによると、都市部における競争の激化や地方での人手不足などから、加盟店での人材確保のハードルが上がっているという。現場からは「働きたい方に響く募集原稿(PR文)を作成することが難しい」「募集や採用業務に十分な時間を割くことができない」といった声が寄せられていた。
今回の導入で、採用担当者の心理的負担と作業時間の双方を軽減する狙いだ。
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