ロボットと同じ種のペンギンを飼育する同施設で、ロボットを製作する必要性とは何か。
岡田さんは「もちろん生きた動物を見てもらうことが望ましい」としつつ、ロボットは動物園外で活動できるなど場所を選ばないため、動物への関心をより高める上で補完的な役割を期待していると解説する。
さらに飼育動物の暮らしやすさを重視した動物福祉への配慮もある。岡田さんは「動物園の役割は、動物の幸福を追求しながら人の好奇心に応えていくこと」といい、負担になりやすい動物との接触の機会を代替するなど「人の好奇心と動物の幸福追求の間を補う存在として活用できるのではないか」とみる。
ココロボは、令和5年に社内のビジネスコンテストで入賞したのを機に、入賞で得た資金を使い活動を本格化。昨年11月には、和歌山県有田川町で約7200万年前の地層から発見された新属新種の水生爬虫(はちゅう)類「モササウルス」(愛称ワカヤマソウリュウ)の復元骨格などを基に専門家らの協力を得てロボットを製作。イベントなどで泳ぎを披露した。
2025年大阪・関西万博でも、大阪府阪南市と協力し、同市の出展ブースに参加。製作した同市名産のサワラのロボットを国際的な場でアピールするなど活動の幅を広げている。
岡田さんは「まだ動物ロボットの存在を提案している段階。動物ロボットの存在に『意味がある』と多くの人に受け入れてもらえるよう活動を続けたい」と話した。
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