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ファミリーマートは6月24日、店舗におけるクマ対策を強化すると発表した。群馬県桐生市の店舗で、オオカミ型の野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の実証実験を始めたほか、クマ撃退スプレーを約300店舗に追加配備する。
モンスターウルフの実証実験は6月17日から、ファミリーマート日野屋黒保根店(群馬県桐生市)で始めた。2027年1月15日まで設置予定で、クマの出没を未然に抑止する効果や、店舗従業員と来店客の心理的安全性の向上につながるかを検証する。
モンスターウルフは、50種類以上の威嚇(いかく)音をランダムに再生し、赤色と青色のLEDを点滅させて野生動物を警戒させる装置だ。赤外線センサーによってクマの接近を検知すると稼働する。
ソーラーパネル式のため、電源の確保が難しい場所にも設置できる。自然環境での使用を想定し、高い耐久性や防水・防じん性を備える。今回の実証実験では、周辺環境への配慮から、推奨値より音量を下げて運用するという。
加えて、クマ撃退スプレーを約300店舗に追加配備する。ファミマは2025年11月から、北海道や東北地方などの約500店舗で、クマ撃退スプレーの配備やクマ出没時のガイドライン策定、店内のデジタルサイネージを使った注意喚起を進めてきた。
ガイドラインでは、近隣でクマの出没情報を入手した場合や、店舗近くでクマが確認された場合、自動ドアの電源を切って施錠することなどを定めている。また、通行人が避難を希望する場合は店内に誘導する。食べ物の匂いが残らないよう駐車場の清掃を強化し、必要に応じて、ごみ箱の撤去も行うとしている。
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