統合を受け入れる条件となったのが、両社の「対等統合」だった。新会社では、会長に山田氏、社長に久保氏がそれぞれ就き、互いに共同CEO(最高経営責任者)を務め、取締役の比率も同数とする。
統合の最大の相乗効果として期待するのがPBの強化だ。両社の購買力を生かし、中国や東南アジアのEMS(電子機器受託製造サービス)と連携して独自商品の開発力を高める考えで、「(製品開発の)金型から変えられるのが大きい。いいものを安く提供できる」と語った。
エディオンはPB売上高比率を2031年3月期に40%に引き上げる中期目標を掲げているが、統合後は限定モデルを含め将来的に70%まで高めることを目指す。
一方、異なる企業文化や業務ルールを反映した基幹システムの統合が「最大の課題になる」と指摘。近隣店舗同士で顧客を奪い合うカニバリゼーションについても「今から対応しなければならない」と述べた。(田村慶子)
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