ワタミは10年前に、総合居酒屋から専門居酒屋へという流れの中で、串料理を中心とした総合居酒屋「わたみん家」を、鳥料理を専門とした鳥メロにブランド変更した。鳥メロでは鶏肉の品質を高めるため、国産化やチルド化を進めている。
当初から看板のブランド鶏「清流若どり」は、水のきれいなロケーションで自然の豊かな飼料を与えられて育った鶏だ。「清流若どりもも一本焼き」(878円)は、3人分くらいのサイズがあり、シェアして食べるのが一般的。実際目にすると非常に迫力がある。
焼鳥や串揚げは1本88円からあり、6つのメニューで冷凍からチルドに変更した。 その他にも、ワタミファームの野菜を使った「農家のサラダ」や揚げ物、創作串焼きなどが充実している。締めの釜めしやラーメン、デザートまで、鳥居酒屋であっても、さまざまなニーズに応える総合性を合わせ持っている。
もちろん、宴会に選ばれやすい大衆性も強みだ。宴会に強い総合居酒屋を運営してきたワタミのノウハウが生かされている。コースメニューでは、霧島黒豚を使った4500円のコースを設定するなど、高級食材をリーズナブルに味わえるようにした。酒も生ビール218円はかなり安い。他にもメガジョッキのハイボールやフルーツカクテル、飲めない人にはノンアルカクテルと、ドリンクのバリエーションも豊富だ。顧客層は30〜40代が中心で、男女比は6:4となっている。
「和民」「坐・和民」から業態変更した「ミライザカ」も同じく鳥居酒屋であるが、こちらは唐揚げが中心になっている。
名物は「清流若どり 骨付きモモ一本 グローブ揚げ」(1098円)。その他にも、サラダに肉料理、海鮮、締めのラーメンや釜めし、デザートまでそろえ、こちらも総合居酒屋的な要素を備えている。 ドリンクメニューも安い。
店舗数は87店。コロナ前は154店だったが、鳥メロと同様に店舗を絞った。ミライザカも鳥メロと同様に業績は好調だが、やや顧客単価が高い。店舗も広いので、出店する場所選びに苦戦しているという。
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「サブウェイ」「宅食」注力で大胆に“チェンジ” ワタミが進める居酒屋→健康シフトCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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