今回、Marriott Bonvoyと連携するのはFLY ON プログラムだ。
JMBの会員はステータスがなくても、6カ月以内に6泊することで、Marriott Bonvoyにおけるシルバーエリートの会員資格を獲得できる。またサファイア会員は無条件で同シルバーエリート会員になれるほか、6カ月以内に10泊するとゴールドエリートの資格を得られる。つまり、JALでステータスを保有していれば、Marriott Bonvoy単独よりも上位の会員資格を得られる仕組みだ。
Marriott Bonvoy会員を対象としたJALの特典もある。一般会員は毎年2000FOPを獲得でき、シルバーエリートは5000FOP、ゴールドエリートは1万FOPを得られる。チタンエリートの場合は3万FOPを獲得できるため、自動的にJALのクリスタル会員になれる。
連携により、JALのヘビーユーザーやマイル修行僧が積極的にマリオット系列のホテルを利用するほか、マリオットの上級会員がJALに流れる効果が想定される。
競合のANAは4月から「インターコンチネンタル」などを展開するIHGホテルズ&リゾーツとポイントプログラムの連携を始めた。IHGは約20ブランドの施設を世界で7000軒超展開し、マリオットと並ぶ「5大大手」の一角だ。
ANAとIHGは約20年にわたり資本業務提携を結んでおり、2007年には東京全日空ホテルをANAインターコンチネンタルホテル東京に改称していた。またANAは3万ポイント獲得で「ブロンズ」、5万ポイント獲得で「プラチナ」などのステータスを付与している。IHGの会員は、10泊で「シルバーエリート」、20泊または4万ポイントで「ゴールドエリート」などの資格を得られる。
ポイントプログラムの連携は両社の会員資格を対応させる仕組みで、ANAのブロンズ会員にはIHGのシルバーエリート資格、プラチナ会員にはゴールドエリート資格が与えられる。JALの場合と同様に、片方のヘビーユーザーがもう一方で会員資格に応じた特典を得られる仕組みだ。
なおSNSでは、Marriott Bonvoyの上級会員へのメリットが大きいという点で、ANAよりもJALの連携プログラムの方が注目を集めているようだ。
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