山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)と東京ディズニーリゾート(以下、TDR)は、いずれも国内を代表するテーマパークだ。1日入場券の大人料金は、2001年のUSJ開業以来、両社とも近い水準で推移してきた。
だが、年間パスポートの有無という違いがある。TDRはコロナ禍に年パスを休止し、現在も再開していない。一方、USJは年パスを継続しており、ヘビーユーザーにとっては1回当たりの入場料を抑えやすい。また、TDRがディズニーのキャラクターや世界観を軸とするのに対し、USJは国内外のさまざまなIPを取り入れている。
TDRは入園者数を抑える戦略を採る一方、USJの客数は伸び続けており、両社の戦略の違いが影響しているようだ。
2001年のUSJ開園時、1日入場券の大人料金は5500円で、TDRと同額だった。その後、両社とも段階的に値上げを実施。おおむね同じ価格帯で推移し、2010年代後半には7000円台となった。USJは2019年に、TDRは2021年に、予想される混み具合によって入場券の価格を変える価格変動制(ダイナミックプライシング)を導入し、曜日やシーズンごとの平準化を図っている。
USJは2026年9月から、大人料金の最低価格を8400円とし、以前よりも500円引き下げた。最高価格は公表していないが、予約サイト上では1万1900円となっている。同時に、チケット発売後も需要に応じて価格を変更する制度も導入した。既に購入した人には影響しない。短期的な需要の変化に対応する狙いだ。
対するTDRは現在、大人料金を7900〜1万900円としており、2026年10月からは最高価格を1万2400円に値上げする。
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明暗分かれた「無印良品」と「ニトリ」 2社の差はどこで生まれたのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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