国家サイバー統括室が注意喚起で挙げたポイントは、セキュリティ対策としては基本的なものばかりだ。この点について、同室の間仁田内閣参事官は次のように説明した。
「今、分野を超えてさまざまな事業者が被害に遭っている状況を見ると、やはり『基本のキ』に立ち返ることが重要だ。基本的な対策がきちんとできているかどうか、連続している個人情報の漏えい事案に関係していると知ってもらうため、基本的な対策の重要性を訴えたい」
10月9日の注意喚起の最後には「サイバー攻撃による被害は、もはや情報システム部門だけの問題ではありません」という文章がある。不正アクセスによる情報漏えいで、事業停止や顧客対応など多方面にわたる対応が必要であり、経営リスクに発展する可能性があると指摘している。
国家サイバー統括室は、AIの悪用などによってサイバー攻撃の手法が高度化・巧妙化する中で「経営層の皆さまにおかれましては、サイバーセキュリティ対策を経営課題と位置付け、必要な投資や人的体制整備を含む対策の強化をお願いいたします」と呼びかけた。
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