財布は「稼ぎが見えるもの」と心得よう:1秒で心をつかむ「気くばり」の習慣(2/2 ページ)
ワンランク上の小さな気くばり。最終回は、お財布について。成功者・お金持ちと呼ばれる人たちは、みな長財布を持っています。それは「お札をきれいに扱いたい」という意図の表れなのです。
財布でその人の経済力が分かる
どんな財布を使っているかで、ある程度の経済力は分かるものです。ブランド店で、店員があなたの財布をチラリと見ている気がしたことはありませんか? 高級店の店員には、お客さまの靴と財布を見れば、どのくらいお金を持っているのか予測できるという人もいます。
また財布は、お金のあるなしにかかわらず、毎日のように他人の目にさらしています。中身がパツパツでくたびれた財布からは、仕事の丁寧さや知的さはうかがえません。帰宅後、うがい、手洗いのあとには、財布を整理することも習慣にしてみましょう。
レシートを全て出すのはもちろん、ポイントカードも気が付いたら期限切れだったり、まったく使わない会員カードが入っていたりします。すっきり片付けて、スマートな財布を持ってください。
毎日、財布の中身を整理すると財布の形崩れ防止になりますし、知らず知らずのうちに整理整頓がうまくできるようになり、きちょうめんにもなります。
お札の向きをそろえる
さらに、もうひと工夫として、お札の向きをそろえるようにしてください。お札を数えやすいからだけではありません。ものには表裏、上下があります。向きのそろったお札を渡せる人は、それだけものごとを丁寧に扱う人という印象を与えます。
自分がお客でも、相手へお札を渡すときには、向きをそろえて渡します。とくに女性はそうしたことにとても敏感ですし、受け取る人は誰でも気持ちのいいものです。お札の取り扱いの粗い人は、人の扱いも、お金使いも粗いように思えます。
ちなみに、紙幣の表、「お顔」を財布の底になるように入れると、お金が入ってくる(出ていかない)と聞いたことがあります。反対に、財布を開けてすぐ「お顔」が見えると、どんどん外に出ていくのだとか。たかが、おまじないです。されどお金を丁寧に扱う意識が芽生えるように感じませんか?
余談ですが、あなたのお財布に入っている1万円札をいますぐ1億円にする方法をご存じでしょうか? これは金運のある、成功者に教えてもらったものです。
1万円札の表を半分に折り、さらに左上の数字(10000)ギリギリで折ると……。諭吉さん側の4つ並びの0000と左の10000が並びます。
ほら、100000000円(1億円)です。
(おわり)
今日のポイント
成功者は長財布を使う
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