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コンビニの年賀状印刷は、あの手この手の作戦新連載・コンビニ探偵! 調査報告書(3/4 ページ)

そろそろ年賀状について考える時期だ。10月29日にはお年玉付き官製年賀はがきが発売されるが、既にコンビニ各社は年賀状印刷の受付を開始している。新連載の一本目は、コンビニの年賀状印刷の現状を調査する。

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年賀状印刷を利用する人たちの変化

 筆者の感覚だが、数年前からコンビニの年賀状印刷を申し込む人たちに変化が見られるようになってきた。申し込みに来たお客さんと話していたときのことだ。

 「仕事をしていたころはある程度量もあったのでPCで作ったほうが安上がりだった。今は引退して出す量も少なくなったけど、自分で作ることになったのでむしろ疲れる」

 「枚数が少ないから、ちょっとキレイな年賀状にしようと思って……」

 もちろん、これまでにも“楽”や“面倒”など、似たようなフレーズを聞いたことはあるが、明らかにそのときとは違う印象を受けた。新年のあいさつをメールやネットではなく、年賀状がメインだった団塊世代が次々と退職していく時代。その需要も、今後は様変わりしていくことだろう。

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