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クルマの光で「路面ライティング」 図形を投影、動きを周囲に伝える 三菱電機
三菱電機は、暗い所でも車の動きを周囲に分かりやすく伝える「路面ライティング」のコンセプトを提案した。
三菱電機はこのほど、前進や後退などの車の動きを分かりやすく周囲に伝えるため、車の光で大きな図形を路面に投影する「路面ライティング」のコンセプトを公表した。自動車業界に採用を働きかけていく。
ドアを開ける際や前進・後退をする際に、従来のブレーキランプ、ハザードランプ、ウィンカーに加え、路面にライトで光による図形を投影。アニメーションにより分かりやすく動きを示し、暗い場所でも車の動きやドライバーの意思を周囲に伝え、急ブレーキが減るなど、安全運転を促進できるという。
コンセプトの一部は、10月29日〜11月8日に開催される「第44回東京モーターショー2015」(東京ビッグサイト)で、三菱電機のコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」に搭載する。
歩行者の交通死亡事故の7割が夜間に発生しており、クルマのライトを使ったコミュニケーションなど、安全性向上策への期待が高まっているという。富士キメラ総研によると、ライト関連の市場規模は2013年の7592億円から、22年には1万2171億円まで拡大すると見込まれている。
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