2015年7月27日以前の記事
検索
連載

日本初の試み、新宇宙ビジネスカンファレンスに込めた思い宇宙ビジネスの新潮流(1/4 ページ)

10月末、日本で初めて民間による新宇宙ビジネスイベントが開催された。筆者は発起人の一人として企画委員会代表を務めたわけだが、なぜ日本での開催にこだわったのか、その背景をお伝えしたい。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 2015年10月26日、日本初の民間による新宇宙ビジネスを紹介するカンファレンス「SPACETIDE 2015」(主催:内閣府宇宙戦略室、SPACETIDE企画委員会、後援:経済産業省)が開催された。

 日本の宇宙ベンチャーや著名投資家のパネルセッション、月面無人探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参戦する世界の宇宙ベンチャー(関連記事)のプレゼンが行われ、宇宙政策担当の島尻安伊子内閣府特命担当大臣も来場された。

 会場には起業家、投資家、エンジニア、研究者、デザイナー、政府関係者など総勢500人が一堂に会し、約1000人がカンファレンスのライブ配信を視聴するなど大盛況だった。

 筆者自身もSPACETIDE企画委員会代表を務めさせていただき、本カンファレンスの企画・運営に携わってきた。なぜ日本でこうしたイベントを企画、開催するに至ったのか。今回はその背景にある思いをお伝えしたい。

「SPACETIDE 2015」のオープニングセッションに登壇する筆者
「SPACETIDE 2015」のオープニングセッションに登壇する筆者
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る