2月中旬になぜ「カルボナーラ」が検索されるのか? クックパッドのデータを分析:水曜インタビュー劇場(データ公演)(6/6 ページ)
クックパッドが「少し先の未来を予測する」サービスを始めている。ん? どういうこと? と思われたかもしれないが、日々蓄積される膨大なデータから生活者の食に対する行動が見えてきたという。事業担当者に話を聞いたところ……。
データから母親の気持ちが見えてきた
中村: 赤ちゃんにチョコレートをあげることは難しいので、バレンタインのチョコレートに見えるような離乳食をつくってあげたいという気持ちがあるのでしょう。
土肥: なるほど。データから母親の気持ちも見えてくるわけですね。ところで、正月にも興味深いデータはあるのでしょうか。
中村: ありますね。
土肥: あっ、でも「この地方のお雑煮は赤みそ」とか「この地方のお雑煮はこんな具を入れる」といった話はダメですよ。どこかで聞いたことがある話ではなくて、データを分析される中村さんならではの視点で、ぜひ!
中村: むむ、ハードルが高いですねえ。でも、あります、あります。
土肥: おお! そ、それは……。
(つづく)
連載が本になりました!:
連載「仕事をしたら○○が見えてきた」が、『ササる戦略』(三才ブックス)というタイトルで書籍化されました。「『丸亀製麺』の讃岐うどんが海外で受け入れられた理由は?」「アイスの『ピノ』が40年も売れ続けているのはなぜ?」など、業界が注目する12社から“ヒットの法則”を紹介しています。
「読んでいくと、やはり経営には『工夫』が必要。各企業のこれまでの苦労を思えば、1300円(税別)は安い」(ビジネスブックマラソン)、「実際の展開をしている担当の人だからこそ伝えられるノウハウが満載な本書は、マーケティング活動に悩みを抱えるビジネスパーソンに生きた知恵を与えてくれるだろう」(flier)といった声が届いています。
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