トヨタ自動車は、新型コンパクトクロスオーバーSUV「C-HR」欧州仕様車のインテリアを公開した。欧州では今年9月から事前受注し、年末に発売する予定。順次世界各国・地域でも販売を計画している。
米国・欧州のデザイン拠点と同社デザイン部が協力してデザインし、インテリアは「センシュアル-テック」(Sensual-Tech)がコンセプト。ハイテクな機能性を質感や形状、色など細部にこだわってデザインしたという。
タッチスクリーンパネルを独立させる一方、ダッシュボードを低くすることで見通しの良さを確保。インストルメントパネルからドアトリムまでピアノブラックを配し、運転席はメーターを中心にオーディオや操作パネルをドライバーの方向に向けてコンパクトに配置することで、運転中の負担を減らしているという。
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