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コンビニが次に狙う“お宝”は何か 利用者の「不安解消」がカギ:コンビニ探偵! 調査報告書(2/4 ページ)
あなたは家事代行サービスを利用したことがあるだろうか? 共働き世帯が増え家事代行サービスが勢いを増す中、最近はコンビニも家事代行を意識しているようだ。今回は、家事代行サービスの現状と、コンビニの販売戦略について考察したい。
衣・食・住の「食」に目を付けたコンビニ各社
掃除や洗濯などは休みの日にまとめてやればいい(世帯構成にもよる)が、食事は朝・昼・晩の1日3回。毎回食事を作るのは時間も手間もかかるので、外食や中食(※)の需要が高まるのは想像に難くない。コンビニ各社はここに目を付けたようだ。
※中食(なかしょく/ちゅうしょく)=家庭外で調理されたものを買って持ち帰る、あるいは配達してもらうなどして、家庭内で食べる食事の形態。
これまでコンビニは、中食の分野は独身世帯に訴求して売り上げを確保してきた。もちろん、今後も独身世帯はコアとなるターゲットだが、これからは共働き世帯へもアピールしてくるだろう。
大手3社のファストフーズと総菜の商品ラインアップを見ると、どれも家庭での調理の手間を省く内容で、中食の利用を促しているのが分かる。
セブン-イレブン
「セブンプレミアム」推しの印象が強いセブンだが、力を入れているのは通常の総菜である。個人的な感想ではあるが、総菜の内容はもとより、販売スペースにも他社との差別化を図っているように思う。
ファミリーマート
おかずという分野では少し後れをとっている感は否めないが、「ファミチキ」という圧倒的な認知度をステップに、ファストフーズ部分での商品展開が期待できる。また、「ゴーヤの春雨炒め」など、総菜も変わり種にチャレンジしているのが、ファミリーマートの特徴だ。
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