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異物は? 入っていません! ローソンの中国工場に潜入してきた水曜インタビュー劇場(上海公演)(3/8 ページ)

マクドナルド中国工場での“事件”は記憶に新しい。床に落ちているチキンをひろって再び製造ラインに放り込んだわけだが、そのほかの工場はどうなのか。今回は特別な許可をいただいて、ローソンの上海工場を潜入することに。そこで見たものは……。

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検査は100%合格


おにぎりの中に入れる卵を調理している

土肥: 品質管理はどのように行っているのでしょうか? ご存じだと思いますが、日本ではマクドナルドの上海工場がやらかしてしまって、大問題に発展しました。

野澤: いい商品を提供するように、品質管理を行っています。日本に比べて、3倍ほどの人員を配置しています。

土肥: 具体的にどんなことをしているのでしょうか?

周: 異物が入っていないのか。菌が付着していないのか。といったことだけでなく、商品はきちんとマニュアルに沿ってつくられているのか。調味料の配合はちゃんとしているのか。品質だけだけでなく、ちゃんとおいしくつくれているのか。見た目はちゃんとしているのか。さまざまな項目をチェックしています。


菌検査を行う道具が工場内に置かれている

土肥: 厳しい言い方をすると、みなさん「ちゃんとやっている」と言いますよね。「ちゃんとやっていません」なんて言いませんから。第三者によるチェックはしていないのですか?

周: やっています。調査会社が月に1回、店頭に並んでいる商品を購入して、菌検査を行っています。いつどこでどの商品を購入して、検査をするのか、私たちは知りません。

土肥: 結果は?

周: これまでのところ、100%合格しています。また、上海市による調査もあって、月に1回、店頭に並んでいる商品を検査しています。調査会社と同じように、いつどこでどの商品を購入して、検査をするのか、私たちは知りません。

土肥: 結果は?

周: 100%合格しています。


炊き立てのご飯が流れてくる。この機械は日本の工場と同じもの

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