タイの三輪タクシー「トゥクトゥク」をレンタル、販売する沖縄トゥクトゥクは9月30日に「トゥクトゥク・ステーション 那覇国際通り店」をオープンする。
同社は2016年に創業。海外観光客が増加し続ける日本の観光地にトゥクトゥクを導入することで、さらに旅行を楽しんでもらうことを目的としている。まずはインバウンド需要の大きい沖縄を拠点にして、同年7月に恩納村で「トゥクトゥクレンタカー沖縄」を開業した。現在17台のレンタル用トゥクトゥクを所有する。
同社はトゥクトゥクの販売も手掛ける。普通自動車免許(AT限定も可)で運転できるほか、公道や高速道路でも走行できるのが特徴だという。また、全面ラッピングや高音質スピーカーの設置など、さまざまなカスタマイズも可能だとしている。
今後は離島での新店舗展開や、東京、京都などへの進出を目指す。
関連記事
- 業績回復に導いた、オリオンビールの徹底したブランド戦略とは?
今年に入って初の海外拠点を設立するなど、今では沖縄以外でも手軽に飲めるようになったオリオンビール。売り上げを伸ばし続ける裏側には徹底的なブランド戦略があった。 - セブンを迎え撃ち ファミマが沖縄で伸び続ける理由
沖縄に訪れたことのある人ならご存じだろうが、街でよく目につくコンビニといえばファミリーマートだ。30年近く前にエリアFCとして設立された沖縄ファミリーマートの戦略が功を奏し、今や沖縄では不動の地位を築いている。その取り組みとは――。 - インバウンドに沸く沖縄の小売業、しかし課題も
訪日外国人数が過去最高を記録し、インバウンド消費による好況が小売業界に到来している。特にアジア地域からの大型クルーズ客船が寄港する沖縄ではその勢いが強く、スーパーマーケット各社の業績も伸びている。しかし今後の課題も散見されるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.